一戸建て住宅向けホームインスペクション(住宅診断)に追加できるオプションサービスです。
床下・屋根裏の詳細調査とは
床下・屋根裏の詳細調査とは、一戸建て住宅のホームインスペクション(住宅診断)をご依頼の際に、そのオプションとして追加することができるサービスで、新築および中古のいずれも対象とすることができます。
このオプションのご依頼が無い場合でも、点検口から覗いて目視できる範囲は調査致しますが、オプションを依頼される場合、担当のホームインスペクターが安全に移動できる範囲で床下・屋根裏へ進入して調査を行います。
床下での調査項目
基礎コンクリート(著しいひび割れ・欠損・ジャンカ等)、土台・大引き等の床組み(著しいひび割れ・欠損等)、鉄筋の露出、構造金物(緩み等の取付状態)、給排水管(勾配・支持金物のぐらつき等)、断熱材(有無・設置状態・劣化状態)、蟻道・蟻害(シロアリの害)、床下漏水
屋根裏(小屋裏)での調査項目
梁・柱等の小屋組み(著しいひび割れ・欠損等)、構造金物(緩み等の取付状態)、断熱材(有無・設置状態・劣化状態)、水染み跡(雨漏り・結露の可能性)
床下および屋根裏では、建物の構造耐力状の重要な部位や指摘事項が多い断熱材などの大事な項目を広範囲に確認できるため、ホームインスペクション(住宅診断)を利用する際には一緒に依頼することをお勧めします。
毎年多くの方がオプションを希望しており、60%以上のケースで床下や屋根裏の詳細調査を実施しています。大事な住まいの診断ですので前向きにご検討ください。
点検口がなく進入不可の住宅がある
点検口は、その名のとおり建物を点検することを目的として設けるものですから、大事なものです。しかし、住宅によっては点検口が設置されていないものもあります。
そのため、事前に点検口の有無を確認しておくとよいでしょう。売主や不動産会社へ聞いてみてください。
進入不可ならオプションは実施不可
残念ながら床下や屋根裏(小屋裏)へ進入できない住宅の場合、オプションはご利用頂けません。
オプションの依頼をお受けしていても現地で進入不可と弊社の担当者が判断した場合は、オプションは中止となりますので、ご了承ください。
中止となった場合、そのオプション料金は不要です(請求致しません)。
床下収納庫から調査できる
床下収納庫がある場合、蓋を開けて収納ボックスを外すと床下へ進入できることが多いです。床下収納が点検口を兼ねているわけです。
点検口があっても進入できないことがある
床下や屋根裏(小屋裏)の点検口があっても、やむを得ない理由にでその内部へホームインスペクターが進入できないことがあります。それは、点検口のすぐ近くに何らかの障害物があり、点検口付近から奥へ進めないケース(床下でも屋根裏でもありうる)、体重をかける位置が点検口のすぐ近くにないケース(屋根裏でありうる)、内部が狭くて人が入れないケース(床下でも屋根裏でもありうる)などです。
この場合も、中止となりますので、ご理解ください。
調査当日に現地判断も可能
オプションの依頼有無を迷われる場合、ホームインスペクション(住宅診断)の当日に、現地でご判断頂くことも可能です。また、ホームインスペクターへご相談頂くことも可能です。
但し、「床下・や屋根裏の詳細調査をお勧めか?」と質問された場合、基本的にはお勧めとの回答となります。その理由は、奥まで潜ってみないことには判断がつかないからです。
床下・屋根裏の詳細調査の料金
床下・屋根裏の詳細調査のオプション料金は、基本となる各サービスのページにてご確認ください。以下より、該当サービスをご選択頂き、料金をご覧ください。